今のジャズ研の部室は 我々の頃に比べたら本当に立派で
巷のスタジオのようなとこが部室のようですが
当時はタバコと埃だらけの狭い部室でした
21時頃まで毎日のように皆でセッションをします
現役生は少なくて、他大学、OB、隣の部の人などでなんとか成り立っ部員数でした
終わると皆で飲みに行きますが
最初はプロになりたくて、学校の勉強もないがしろにしたくなくて
分単位でスケジュールを作って実行していた私には飲み会が時間とお金の無駄にしか思えませんでした
そんな私も3年生なると部長に(同学年が私一人しかいなくて自動的に部長にw)
その頃になるといつの間にか率先して飲みに行くようにな人になっていました
そこで適当な性格が身について本当によかったと思います、最初のままだと、まじめすぎてどこかでぽきっと折れていたんじゃないかな
飲み代は日払い派遣バイトで稼いでいました
会場整理やイベント会場設営のバイトですね
アイドルなどの会場整理だと暴れるお客さんの整理が大変だったり
深夜の大掛かりな設営が危険だったりしましたが
当時ジャズフェスや、ジャズコンサートがたくさんあったので
そっち系はお客さんは行儀良いし、客数が少ない時は
お客さんになるって鑑賞できるということもありました
なるべく聞きたいものを選んでやっていました
マーカスミラーやデビットサンボーンなんかも
目の前でみれてラッキーでした
そうそうジャズ研でのセッションですが
ブルースなど
前回書いた本のフレーズを覚えて演奏するという手法は
だんだん同じフレーズを何度も弾くのが恥ずかしくなってくるし
一番ダメなのは良いノリ、良い間を出せない点ですよね
なので レコードからコピーして
それらしく演奏する
ということを始めました
その時コピーしたのは
佐山雅弘、レイブライアント、トミーフラナガン
あたりだったかな?
本当はチックコリアやハービーハンコックのように
弾けるようになりたかったのですが、当時は
どうコピーしてどう応用して良いのかわかりませんでした笑
それと部室に置いてあった
小谷教夫さんのジャズピアノアドリブマスターという教本が
役に立って体系的にどうやって身につけていくのかを知りました